世界は贄の王の呪いによって病魔と災厄に見舞われていた。呪いを祓う手段はただ一つ、贄を捧げる事。とある人の都において、一人の少女が贄となり、一人の少女が命を絶った。 そして人の踏み入らぬ死の大地にて、死んだはずの少女が目を覚ます。 少女の目の前にいたのは、世界を呪う現世の悪魔【贄の王】だった。 世界の敵たる孤独な二人は主従となる。 それは、遥かより続く世界の仕組みを揺るがすこととなっていく。 ――あなたに、尽くす。世界と戦うとしても。 ※「ノベルアップ+」様でリメイクしつつ投稿開始しました。 ※改稿作業中です。途中で旧表記と新表記が入れ替わる場所があります。
更新:2022/7/5
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